PCI対応4軸位置決め・補間 ボード
製品名 | HPCI-CPD534 |
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軸数 | 4軸 |
Bus | PCI |
適合ケーブル | HCL-018 HCL-018Y HCL-018W |
適合コネクタボード | ACB-MDR100 ACB-MU1004 (HCL-018Wと接続) |
概要
標準バス規格に適合したモーション制御ボードです。
パルス列入力タイプのモータドライバと接続し、サーボモータあるいはステッピングモータの位置および速度制御を簡単に行うことができます。
豊富なラインナップから、必要な機能・性能・適合バス・価格の製品を選定し、組み合わせて使用することができます。
■機能
基本機能として、原点復帰、位置決め、直線補間、円弧補間、連続送り、タイマ動作(ドゥエル)、ハンドル送り、(外部トリガ)同時スタート、(外部トリガ)同時ストップ等の動作を行うことが可能です。
より高度な機能として、動作中の目標位置変更、次動作連続動作、微小線分連続動作、外部エンコーダ(クロック)同期動作、指定点通過時に速度変更・他軸起動、等ピッチ・不等ピッチ通過点毎にタイミング出力等の動作が可能です。
■PCベースの利点
PCベースのモーション制御により、PC上のデータを利用することや、PCにデータを出力する事、画像処理との連携やデータベースアクセスによるロット情報参照・登録等の連携、上位ネットワークとの通信等が容易です。
モーション制御に必要なリアルタイムな位置・速度生成はボードが行うため、モーション制御能力は基本的にPCスペックに依存せず、PCはデータ作成とボードへのセット以外は、画像処理/データ収集や通信等に注力できます。
上記により、PCの能力が向上すれば、モーション部分はそのままで、装置としての周辺機能の仕様・能力を容易に向上させることが出来ます。
PC環境で利用可能な多メーカによる豊富な周辺機器やボードと組み合わせることで、独自性のあるシステム構築による差別化が容易です。また、機器供給メーカーに依存しない装置を組み立てることができます。
PC環境で利用可能な多メーカによる豊富な周辺機器やボードと組み合わせることで、独自性のあるシステム構築による差別化が容易です。また、機器供給メーカーに依存しない装置を組み立てることができます。
■開発サポート
標準添付ソフトウェアに付属のサンプルプログラムから、すぐにモーション制御を始めることができます。
付属の動作検証プログラム「動かしてみる」により、ボードと装置の接続配線が正しいかを確認することが出来ます。
ボードと装置の接続を効率良く量産する為の”中継コネクタボード”や”ケーブル”、装置が未完成状態でも、アプリケーションソフトの先行動作検証ができる”チェッカー”等、充実したオプション製品があります。
特長
- モーション制御: 4軸 位置決め、2~4軸 直線補間、2軸 円弧補間
- マシンI/F:±ELS、OLS、DLS
- エンコーダ:A/B/Z相
- サーボI/F:サーボアラーム、インポジション、指令パルス出力(差動)、サーボオン、サーボ偏差カウンタクリア、サーボリセット
- 軸当たり4式のカウンタ
- 軸当たり5式のコンパレータ
得意技
- 直線軸/回転軸カウンタ
軸毎に直線軸/回転軸のいずれかの動作・座標管理が可能
- 直線・円弧補間+次動作連続実行
合成速度(補間動作進行方向速度)一定制御が可能で次動作連続実行機能と合わせて滑らかな一筆書きを実現
- オーバーラップ動作
動作中の軸が指定点を通過したタイミングで他軸の動作開始によるタクトタイム短縮が可能