CPD_nシリーズの特長・機能

従来のCPDシリーズボードの機能に下記の機能を追加しました
(6) 並行2軸制御機能
(7) 並行2軸+キャリッジ補間
(8) 並行2軸+キャリッジ次動作連続補間
(9) 並行2軸+複数キャリッジ+補間
(10) 同期並走動作
(11) より高速なエンコーダカウント機能
「モーター制御をやられている各分野の皆様へ」
当社のモーションコントロールボードを使って
システムを構築してみませんか
 

6.並行2軸制御機能

・CPD−Nの2軸を使用して,並行2軸動作を実現します. 原点復帰,エンドリミットセンサ,
サーボアラーム等の処理も並行2軸対応します.


アニメーション中の各要素の色は、
   :スライドベース
   :可動部
   :可動部/ワークに直接アクセスする軸
   :ワーク
     を表します。
 
 

7.並行2軸+キャリッジ補間

・CPD−Nの2軸を使用した並行2軸とガントリ上のキャリッジ軸との間で補間動作が可能 です.


アニメーション中の各要素の色は、
   :スライドベース
    :可動部
    :可動部/ワークに直接アクセスする軸
    :ワーク を表します。
 
 

8.並行2軸+キャリッジ次動作連続補間

・CPD−Nの2軸を使用した並行2軸とガントリ上のキャリッジ軸との間で次動作連続補間動作が可能です. ここでは,四角形+コーナーRの連続形状を,一定速度で継ぎ目なく描画しています


アニメーション中の各要素の色は、
   :スライドベース
   :可動部
   :ターゲットポイント
   :ワーク
     を表します。
 
 

9.並行2軸+複数キャリッジ+補間

・CPD−Nの2軸を使用した並行2軸と,ガントリ上の複数キャリッジ(リニアモータ時)中の任意の1軸または2軸以上の間で補間動作が可能です. 複数キャリッジは,ボードにまたがって増設可能です. 動画は4つのディスペンサーヘッドの内,両端の2台が退避し中央寄りの2ヘッドで同時に補間描画しているところです.


アニメーション中の各要素の色は、
   :スライドベース
   :可動部
   :ターゲットポイント
   :ワーク
     を表します。
 

10.同期並走動作

・勝手に走るマスタ軸(手前紫色)に,指定点で待機していた従軸が途中から同期並走を開始します. 完全同期並走中に処理が実行され,別離点で従軸は並走を終了し,待機点に戻ります.


アニメーション中の各要素の色は、
:スライドベース
:可動部
:可動部/ワークに直接アクセスする軸
:ワーク
を表します。
 

11.より高速なエンコーダカウント機能

・従来のCPDシリーズでは4MHz(4逓倍) より高精度,高速化の要求が高まったため, 新たに波形補正回路を追加し,90度位相差(±45度位相差込み)で理論値 9.8MHz(4逓倍) のカウント能力を実現しました.
最大出力パルス周波数6.5MHzのため,製品仕様は 6.5MHz(4逓倍) としています.